【体験談】HSPの方の為の転職方法
2023/07/20仕事を続けたくてもなかなか長続きせず、転職を繰り返してしまうHSPの方には、さまざまな体験があります。今回はHSPの方が無理なく仕事を続けられるように、転職の方法についてご紹介していきます。
もくじ
仕事が続かないと悩んでいる人多数!HSPの方の転職体験談6選
職場の人間関係を気にしてしまう、責任を強く感じてしまってストレスになる、スピードが思うように出せない、こうした原因で転職を繰り返してしまうHSPの方は多く存在します。実際に転職を決断した理由の体験談をご紹介していきます。
どの仕事でも働くことがツライ
自身のHSPを自覚し、HSPの方に理解のある職場や向いている職業から仕事をさがして転職してみても、なにをやっても「働く」ということが辛くなってしまっている状況です。自分にとって向いている仕事を選ばないと、このように労働そのものが辛くなってしまい、転職を繰り返す原因になってしまうのです。
体調を崩してばかりだった
周囲の人のちょっとした態度や、部署移動などの環境の変化、思うように進まない仕事などが過剰にストレスになってしまうのもHSPの方の特徴です。こうした場合、ただストレスになってしまうだけではなく、体調も壊してしまうので欠勤が増えてしまいがちです。
体調を崩すことによって自分の仕事を周囲がカバーするため、こうした出来事にも責任を感じて転職を選んでしまうということがあります。
転職後にパワハラに遭った
HSPの方は感受性が敏感なため、些細なことでも大きなストレスになってしまいます。職場でパワハラをうけてしまい、せっかく転職してもすぐに転職をすることになってしまう人も多いです。パワハラと気付かず、自分が悪いと思い込んでしまうことで、心に大きな傷を負ってしまう場合もあります。
前の会社から逃げて正解だった
パワハラ被害にあっているのならもちろんですが、職場の環境自体自分にあっていないと思うのなら、転職に踏み出すのは決して悪いことではありません。大切なのは自分にあった仕事を継続することですので、辛いと思ったらキャリアコーチングなど転職の準備ができる場所に相談し、転職に踏みきってみましょう。
転職後に役職を与えられた
自分がやりたい仕事を我慢して今の仕事を続けることがストレスなら、自分のやりたい分野に踏み出してみるのも一つの選択肢です。未経験であっても、HSPの方が自分のやりたかった仕事に専念をして役職を貰ったという例もあります。自分の好きな事に没頭すると集中力の高いHSPの方ですので、好きな仕事や自分にあった仕事を選ぶのは重要です。
働きづらさのないフリーランスに転職
フリーランスは場合によって全く人に会わずに仕事ができます。人間関係で大きなストレスを抱えてしまっていたのなら、フリーランスを目指して転職活動をするのも良さそうです。また、自分の好きな分野を仕事にすることによって、好きなことに没頭できるというメリットも生まれます。仕事に追われる、という日常ではなくなるので、HSPの方にとっては働きやすい環境となるのです。
繊細さを活かす仕事が天職?HSPの方が仕事を探すときのポイント
今の環境から逃げ出したい、転職をして自分に合った仕事をしたい、そう考えるHSPの方が大切にしたいポイントは、自分にとって働きやすいか、仕事がしやすいかという部分になります。自分がもともと持っている能力を活かせる仕事なら、そうした仕事を選んでみるのも大切なのです。
自分の長所を活かせる職場を選ぶ
自分の長所や強みを活かせる職場を選ぶというのは、HSPの方の転職で重要な部分となります。自分が得意としている仕事や、以前から興味があったもの、そこまで好きじゃなくても仕事と割り切ってストレスにならないもの、さまざまです。
自分にとって働きやすいのはどんな仕事なのか、どういった仕事が存在しているのかなどは、キャリアコーチングを利用することで十分相談することが可能です。自分にあった転職をしたいのなら、こうした企業を利用してみましょう。
残業なしの会社に就職する
HSPの方は周囲の方を過剰に気にしてしまいます。就業時間になっても仕事を続けている人がいると、自分の仕事が終わっていてもいつまでも帰りにくくなってしまいます。こうした事態にならないようにするためにも、定時で全員が上がりやすい環境を選ぶというのも重要になってきます。
何事も前向きに考える
急に全てを前向きに考えるのは確かに難しいですが、意識して前向きに考えようとすると大きく変わってきます。とくに自分に対してストイックで厳しい傾向にあるHSPの方は、多くのことをマイナスに考えてしまいがちです。深く考えず、小さなところから前向きに思考していくようにしましょう。
仕事を長続きさせたい!HSPの方が覚えておきたい仕事を続けるコツ
転職をくりかえしてしまいがちだけれど、本当は一つの職場で仕事を長続きさせたい、そう考えているHSPの方にお仕事をもっと気楽に続けるコツについてご紹介します。こうしたコツを掴むことで、実際は別に転職をする必要が無いという場合もあります。
同僚や上司と無理に仲良くなる必要はない
HSPの方は必要以上に周囲の人間関係を気にしてしまいます。同僚も上司も部下も、全員と仲良くなって好かれなければいけないと感じてしまいがちですが、全くもってその必要はありません。どうしたって人間は自分のことを好きで居てくれる人、どうとも持っていない人、嫌いになる人が出てきます。
自分のことを嫌いな人に好きなって貰うのは非常に難しく、そうした感情で時間を浪費するのは勿体ないことです。どんなに人気なアイドルだって、アンチは必ず存在します。誰からも好かれている人でも、嫌いに思っている人も居ます。そう考えると、別に全員に好かれる必要なんてないと、職場でも気を張らなくて済みます。
こまめにストレス発散する
些細なことでもストレスが溜まってしまえば体調が悪くなってしまいます。ストレスを貯めこまないようにするためにも、普段から発散できる方法をしっかり持っておくことが重要です。適度に体を動かせるスポーツでもいいですし、カラオケで声を出してみるのも発散になります。
ちょっとゆっくり温泉につかってみるのも、ストレスの発散になります。HSPの方はストレスを感じやすいので、誰よりも自分が自分を大切にするようにしましょう。適度に発散しておくと、転職しようと悩んでいたことが、そこまでする程のことじゃないと思えることもあります。
どうしてもつらいなら思い切って辞める
仕事を続けるための方法を色々模索してみても、やっぱり過剰にストレスを感じる、仕事自体が辛いということなら、思い切って転職を選んでみるのも重要です。次の職場こそは長く続けたいと考えているのでしたら、十分な準備期間を確保して、キャリアコーチングに相談しながら転職活動をしてみましょう。
キャリアコーチングで、自分一人ではみつけられなかった強みや弱み、業務のスキルなどを分析し、自分にあった職種の転職活動支援をうけることが可能です。また、転職したからといって、次の職場以降は絶対転職しないと考えず、もし次もダメだったらまた転職を相談しようと気楽に構えるのが重要です。
辛くて1人で抱えきれない状況になってしまったのなら、キャリアコーチングという専門家からをぜひ頼ってみてください。
まとめ
HSPの方は自分が思っている以上にストレスを多く抱えてしまいます。自分で意識して自分を労わっておかないと、体調を崩して休職してしまうという事態に繋がってしまう事もあります。転職は決して悪いことではなく、転職をすることで解決する悩みもありますので、今の職場が辛いと感じたら、一度キャリアコーチングに相談して、状況を見なおしてみてください。