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転職したいけど「不安」そんな20代へ!よくある悩み6つを解決!

2023/06/08

20代で転職したいと思っても、転職に対する不安があり、迷ってしまうという人も多いでしょう。コロナ禍による不景気や社会不安に対する悩みもあるでしょう。

この記事では20代の転職を考えているが、悩みを抱えている人に向けて、その解決法や転職を成功させるポイントなどについてわかりやすく解説します。

転職に悩む20代は多い!転職したい理由とは?

転職理由の多くは職場環境への不満ですが、待遇面の改善は簡単ではありません。

給料が低い

日々の生活を営むのに必ずお金は必要になります。苦しい就職活動を経てやっと入社したものの、ハードな仕事に見合う労働の対価が思ったより少ないとモチベーションが下がってしまいます。

統計では20代前半より、20代後半のほうが収入に不満を持ちやすい傾向にあるとされています。新卒の頃より高度な仕事をしているという自負からくるものといえます。

労働条件が厳しい

仕事は楽しいことばかりではありません。特に、20代は学ぶことが多く、叱られることも多いでしょう。明らかに会社側に問題がある場合などは、仕事にやりがいを見いだせなくなります。

仕事は本来つらいものだから、我慢しなければならない、というのは間違った考え方です。やりがいを持って、つらいことを乗り越えていくのが本来の仕事の在り方です。

職場の人間関係が悪い

どの職場においても最も大きな悩みとなりやすいのが人間関係です。会社という組織に所属する以上、上司や部下とのコミュニケーションは毎日発生します。

口コミサイトなどで企業研究をしても、配属先のチームの雰囲気は実際入社してみないとわからないため、人間関係がうまくいかないと努力の有無にかかわらず、毎日出社することが苦痛になってしまいます。

20代前半・後半での転職が不安……転職は厳しい?

20代であっても転職に対する不安があるでしょう。迷いもあり、勇気がなかなか出ないのが本音でしょう。

ポテンシャルが高ければ十分に可能

20代半ばまではポテンシャルが重要視されます。社会人としての経験値は物足りませんが、会社の方針が育成することに重点を置いているのです。上司などの指導を素直に受け入れ、できるだけ早期に業務を習得してくれることを期待されています。

ポテンシャルが高く、成長の期待に応えることが出来るのであれば成功の可能性が上がります。

スキル・経験があれば20代後半でも転職できる

20代後半は今までの経験やスキルを求められる傾向があります。もちろん、未経験採用の求人もありますが、求人件数も減り、20代後半は採用担当者の目線が変わります。今までの経験・スキルを活かした転職が大切になります。

しかし、20代後半の転職は厳しいと不安になる必要はなく、逆に最も注目度の高い年齢層であることを忘れないでください。採用ターゲットとしている求人が多く、今までの経験を活かした転職をする時期としては大きなチャンスといえます。

20代の転職で得られるメリット

今や転職が当たり前のことになり、どの世代でも珍しくない時代です。

未経験の職種にも転職しやすい

20代であれば未経験であっても、将来性や意欲を認められ、会社側も育てていこうとするものです。30代以上になると、未経験の職種への転職は厳しくなります。20代の特権だと前向きに考えて、違う職種に興味があるのなら、20代のうちに転職活動をスタートさせましょう。

第二新卒枠に応募できる

最近は20代前半の転職者に対して「第二新卒」と呼び、新たな採用枠を設けている企業が増えてきました。第二新卒枠であれば、他の中途採用より多少有利に選考を受けることができます。新卒に準ずる教育や研修を実施しているケースが多くなっています。

このチャンスを活かさない手はありません。20代前半のみの大きなメリットですから、ぜひ有効に活用して、転職活動を効率的に進めてください。

20代で転職を成功させるためのポイント

転職への不安や悩みを把握したうえで、成功させるためのポイントは次のとおりです。

将来を見据えて転職活動をする

20代という若さにまかせて気分や勢いだけで退職したり、深く考えずに転職すると後悔することは間違いありません。退職、転職の悪循環にはまってしまってはなりません。

まずは落ち着いて自分の考えを整理し、しっかり自己分析をすることが大切です。自分の将来を見据えて、何がしたいのか、何ができるのかをリストアップしてみましょう。転職活動ではこれからの長い人生と向き合うことから始めてみてください。

企業が求めるものを把握する

企業が望むものを的確に把握しておく必要があります。20代前半では社会人としてのマナーや意欲、20代半ばでは積極性、20代後半では経験やスキル、などすでに身に付けている可能性が高く、大きなアピールポイントとなります。

持っている経験やスキルを整理しておく

面接は単なる人間性などを見るだけの場ではありません。自分にはどのようなスキルや経験があり、それが転職先でどのように役立つのかをアピールする必要があります。そのためには、自分の前職までを振り返り、整理して書き出してみましょう。

経験した業界、担当した業務、果たした役割、成功体験などを具体的に整理しましょう。

20代の転職は勇気が必要!不安をなくす3つのコツ

新しい環境に飛び込む際には不安が付きまといますが、転職を考えるのであれば、やるべきことを始め、不安を取り除く行動が大切です。

嫌な意見にばかり耳を傾けない

転職に関してネガティブな意見や考えを持っている人は意外と多いです。たとえば、「ここでやっていけないのに、他でやれるわけがない」とよくいわれますが、本当でしょうか。日本には数百万社の企業があります。1社であてはまることがすべてにあてはまるわけではありません。

無責任な他人のネガティブ発言などは気にせず、なぜうまくいかないのか、どうしたらうまくいくのかを考えたほうが現状を改善できるのではないでしょうか。

実際に転職した人の話を聞く

不安感が募るとネガティブな未来ばかりを想像しがちになります。そういう時はネガティブな意見や情報ばかりが目に付いてしまいます。前向きに道を切り開いていくには、転職がうまくいった人の情報を集めると良いでしょう。

インターネットで検索すれば、転職の成功事例を手に入れることができますので、視野を広げる努力をしてください。

転職を繰り返す不安をなくすために行動する

スキルを身に付けられないまま転職を繰り返すと、さらに転職可能な職場が減り、選択肢を狭められることになります。転職を繰り返さないためには、長期的に働ける企業を探すことが重要です。自分にとって居心地が良い環境をどん欲に求めてください。

不安は行動を起こさないとさらに大きくなります。分析をしっかりして、現状を変えるための行動を起こすことが大切です。

20代の不安な転職はプロの手を借りる

ここまで20代の転職を述べてきましたが、不安を解消するには転職のプロである「キャリアコーチング」をおすすめします。転職に関する悩みは何でも相談できるので、自己分析をしっかりして、長く働ける職場を探すことがおすすめです。

まとめ

20代はまだ社会経験も浅く、仕事や職場に対する悩みや不満を多く抱えていることでしょう。その解決法にはコツがあり、転職成功にもポイントがあります。

この記事で述べてきた点を自分なりに解釈して、自己分析や転職活動に役立ててください。納得のいく転職活動をするためにはポイントを押さえる必要があります。そして、後悔のない自分にふさわしい転職をして、充実した人生を過ごしてください。

当記事の監修者
当記事の監修者

宗像 祐 (むなかた ゆう)

大学卒業後、不動産営業、IT営業を経験した後に株式会社エス・エム・エスに入社。キャリアアドバイザー、法人営業、マネジメントなど一通りの業務を経験し、その後キャリア女性特化型エージェント、大手医療グループの人事、スタートアップ企業のCOO等を経て株式会社ルメスを設立。10年以上の人材業界経験を通して、約3,000名のキャリア相談や採用に携わる。国家資格キャリアコンサルタント。

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